日本のうさぎ飼育を、動物福祉の視点からより良いものへ

日本と米国で培った30年の経験をもとに、家庭・学校・大久野島のうさぎたちの健康と福祉の向上に取り組んでいます。
BunnyCare JP
BunnyCare JPは、1988年に設立されたHouse Rabbit SocietyのInternational Partner(国際提携パートナー)として、HRS公式サイトに掲載されています。
うさぎの飼い方 初心者ガイド|ケージは?食事・健康管理を解説
公開日:2026年4月15日
更新日 2026年8月15日
うさぎを飼うために最初に必要なもの
うさぎを室内で飼うために最初に必要なのは、小さなケージではなく、広いサークルまたはパネルで作る生活スペースです。
基本となるのは、次の4点です。
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出入口のある広いサークル・パネル
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牧草を食べながら排泄できる大きな猫用トイレ
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安心して休める隠れ家
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浅くて安定した水皿
小さなケージは、うさぎが走る、立ち上がる、横になって体を伸ばすといった自然な行動を十分に行える生活空間ではありません。
House Rabbit Society(HRS)は、一般的な飼育環境として約1.2m×1.2mのエクササイズペンと、毎日4時間以上体を動かせる時間を推奨しています。BunnyCare JPでは、この考え方をもとに、ケージを中心としない室内飼育を推奨しています。
うさぎを飼うために必要なもの(本当に必要な基本の4アイテム)

うさぎを迎える前に、食事やトイレだけでなく、自由に動ける安全な生活スペースを準備することが大切です。うさぎは一日の大部分を小さなケージの中で過ごす動物ではありません。走る、立ち上がる、体を伸ばして横になる、隠れるといった自然な行動ができる環境を用意しましょう。
ケージではなく、サークルやペットパネル
BunnyCare JPでは、小さなケージを生活の中心にする飼い方ではなく、サークルやペットパネルで広い専用スペースを作ることを勧めています。
サークル内には、トイレ、牧草、水皿、隠れ家を置いても、うさぎが自由に動き回れる余裕を残します。床には、洗えて滑りにくいマットやラグを敷きましょう。フローリングなどの滑りやすい床は、足腰への負担や転倒につながる可能性があります。サークル・パネルの高さは約60-90cm
必要に応じて天井を透明のカーテンで覆うこともできます。サークルやパネルの利点はサイズ、レイアウトが変更できることです。
ケージを用意する場合も、日常的に閉じ込めるためではなく、通院後の安静や一時的な安全確保など、必要な場面に限って使用します。
体長の2倍以上を目安にした猫用トイレ兼、牧草入れ
日本で多く販売されている三角形のうさぎ用トイレは、うさぎの体に対して小さすぎることがあります。トイレの中で無理なく方向転換できるように、うさぎの体長の2倍以上を目安にした、大きな長方形の猫用トイレがおすすめです。
トイレの一角や隣に牧草を置くと、牧草を食べながら排せつするうさぎの習性に合った環境になります。底には、うさぎが口にしても危険の少ない紙製、木製のペレットのトイレ砂を使用し、固まる猫砂や香りの強い製品は避けましょう。
隠れ家
うさぎが安心して休める隠れ家も必要です。中で体を伸ばせる大きさがあり、できれば出入口が2か所あるものを選びます。出入口が1つしかない狭い箱では、逃げ道がないと感じて不安になることがあります。無塗装の木製ハウスや、交換しやすい段ボール箱も利用できます。
重めの水皿
水は、安定した重さのある陶器製の浅い平皿で与えます。うさぎが自然な姿勢で飲める高さに置き、倒したり中に入ったりしにくい大きさを選びましょう。水は毎日交換し、汚れた場合はその都度新しくします。
そのほかに準備するもの
うさぎを迎える前に、次のものもそろえておきます。
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いつでも食べられる良質な牧草
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牧草入れ
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年齢と健康状態に合ったペレット
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葉物野菜を入れる食器
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滑りにくく洗える床材
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うさぎが安全にかじれるおもちゃ
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猫用トンネル
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電気コードや家具を守るカバーとペットフェンス
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温度・湿度を確認する温湿度計
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通院や避難に使用する安全なキャリー
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ブラシ、爪切り、掃除用品
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うさぎを診療できる動物病院の連絡先
用品を購入する前に、「人間にとって掃除しやすいか」だけでなく、うさぎが安全に動き、休み、食べ、排せつできるかという視点で選ぶことが大切です。
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