夏のうさぎ、熱中症から守るためにできること
- Bugsi Bunny
- 7月30日
- 読了時間: 3分
更新日:8月3日

夏のうさぎ、そのサインを見逃さないで
毎年この時期になると、SNSで「うちの子、なんだか元気がなくて」という相談が増えます。うさぎは犬や猫以上に暑さに弱い動物です。人間なら「ちょっと暑いな」で済む気温でも、うさぎにとっては命に関わることがあります。
目安は25℃。これを超えたら、もう油断できません。特に気をつけたいのは、子うさぎ、シニアうさぎ、体重が重めの子、そしてライオンヘッドやアンゴラのような長毛種です。うちに長毛の子がいる方は、夏だけでも「ちょっと暑苦しいかな」くらいの感覚でいてちょうどいいと思います。
熱中症のサインは、意外と静かにやってきます
うさぎは具合が悪くても、鳴いて教えてくれるわけではありません。だからこそ、飼い主が変化に気づいてあげる必要があります。
こんな様子が見られたら要注意です。
・いつもより元気がなく、ご飯にも興味を示さない ・呼吸がすごく速く、浅い ・床にべったり伸びて、あまり反応しない ・口を開けて頭を反らしながら、荒い呼吸をする ・耳を触るとすごく熱い ・鼻が湿っている
「なんかいつもと違う」という直感、あれは案外当たっています。迷ったら様子見せず、次のステップに進んでください。
もし熱中症のサインが出たら
まず大事なのは、冷たい水に浸けないこと。これは絶対にやってはいけません。急激に冷やすと、ショック状態を起こす危険があります。
代わりに、
・涼しい日陰に移動させる ・耳を冷たい水で軽く湿らせるか、冷たい濡れタオルで包む ・冷たい飲み水を用意する ・うさぎを診られる病院、難しければ近くの救急動物病院にすぐ連絡する
うさぎを診てくれる病院は地域によって限られています。普段から「何かあったらここ」というかかりつけ医、できれば近くの救急対応先も、事前に調べておくことをおすすめします。いざという時に検索している時間はありません。
エアコンがなくても、できることはたくさんあります
うちも含めて、24時間エアコンをつけっぱなしにできない家庭は多いと思います。でも、工夫次第で暑さはかなり和らげられます。
サークル(フェンス)ケージ の設置場所は、日中しっかり日陰になっているか、まず確認してください。そのうえで、
・サーキュレーターで空気を循環させる(うさぎに直接風を当てないように) ・濡らしたタオルを、サークルの近くの風の通り道にかけておく ・タイルやレンガを冷やして(冷蔵庫で15分ほど)、うさぎのお気に入りの場所に置く ・水入れに氷を浮かべて、飲水量アップを狙う ・耳に軽く霧吹き。うさぎは耳から熱を逃がす動物で、汗をかけません ・凍らせたペットボトルを用意し、寄りかかれるようにする。タオルや靴下で包むと使ってくれる子も多いです ・ 水分の多い野菜を活用して、こまめな水分補給を ・ブラッシングをまめに。長毛種は、子供用の先の丸いハサミで軽くカットするのも一つの方法です
一つひとつは小さなことですが、組み合わせることで体感温度はずいぶん変わります。
夏の事故は、本当に「まさか」の瞬間に起こります。「昨日まで元気だったのに」というケースを何度も見てきました。だからこそ、日々のちょっとした変化に気づけるかどうかが分かれ目になります。
暑さ対策は特別なことではありません。日陰、風の通り道、冷たいもの、水分。当たり前のことを、当たり前に続けること。それが一番の予防になります。
参考:House Rabbit Society ハウスラビットソサエティ


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