世界基準のうさぎの飼い方
ハウスラビットソサエティ公認 うさぎの飼い方
ハウスラビットソサエティ House Rabbit Society
https://houserabbit.org/
HRS うさぎの飼い方

大久野島 うさぎ 観光|餌やり・ふれあい前に知るべき現実
Ohkunoshima Rabbit Island: Cute Tourism, Hidden Crisis
広島県の竹島市、瀬戸内海に浮かぶ、うさぎ島、大久野島はウサギと自由にふれあいができる観光地として、国内外から多くの旅行者が訪れます。しかしSNSで広まる可愛い写真を載せ楽園とうたう裏側で、島のうさぎたちは深刻な健康問題を抱えています。観光を楽しむ前に、ぜひ一度読んでください。

うさぎ島のふれあいが、うさぎを傷つけているかもしれない
大久野島のうさぎたちは誰も管理していない為、観光客の餌に食事を頼っているため、観光客が近づいても逃げません。しかしそれは「触られることが好き」という意味ではありません。
毎年ゴールデンウィークや夏休み週末には多くの観光客が島を訪れ、うさぎたちは一日中人間に囲まれたストレス状態に置かれます。不適切な餌やり・無理なふれあい・子供による追いかけが積み重なり、衰弱したり怪我をするうさぎが後を絶ちません。
「かわいい」という気持ちが、知らず知らずのうちにうさぎを傷つけている——大久野島観光では、この現実を知った上でふれあうことが大切です。
観光前に確認——やってはいけない餌やりとNG行動
「野菜なら安全」は誤解です。 大久野島ではにんじんやキャベツを持参する観光客が多く見られますが、これらはうさぎの消化器官に負担をかけるうっ滞を起こし死に至る原因になります。島のうさぎへの餌やりは、牧草、ペレットのみにしてください。
観光前のNG行動チェックリスト
-
❌ にんじん・キャベツなどの野菜を与えない
-
❌ 足元のうさぎを踏みつけないよう、ゆっくり歩く
-
❌ うさぎを追いかけない・大声を出さない
-
❌さわらない、抱っこしない
-
❌ 余った餌は必ず持ち帰る(放置は衛生悪化・野生動物を引き寄せる原因に)
-
✅ 牧草、ペレットのみ使用する、食べ残しは持ち帰る。
大久野島を訪れる前に守るべきルール
観光として訪れる場合でも、最低限守るべきポイントがあります。
-
むやみに触らない(特に抱き上げ禁止)
-
追いかけない・囲まない
-
餌は適切なものを適量のみ
-
人間用の加工食品は絶対に与えない
-
体調の悪そうな個体には関わらない
「ふれあうこと」よりも、負担をかけないことが最も重要です。
うさぎ島のうさぎを本当に守るために
大久野島のうさぎを「見て、触れて、終わり」にしないでください。
島には現在、劣悪な環境の中で生き延びているうさぎたちがいます。観光客にできる最大の支援は、正しい知識を持って訪れること、そして現状を周囲に伝えることです。
大久野島のうさぎ保護活動・支援方法・保護されたうさぎの詳細については、専用サイトで発信しています。

大久野島のうさぎたちに何が起きているのか?
広島県の大久野島は「うさぎの島」として知られ、多くの観光客が訪れています。 しかし、その裏でうさぎたちは過酷な環境にさらされ、命の危機に瀕しています。
無責任なエサやりで栄養失調や誤嚥が多発
観光客による抱っこや追いかけ回しで骨折・ストレス死
2024年末には大勢のうさぎが虐他死させられた。
車両事故による重傷・死亡
意図的な虐待とみられる傷を負った個体も確認
繁殖制限がないため、病気やケガが蔓延しやすい状態
こうした状況の中、行政の対応は十分とは言えず、ボランティアや民間の支援に頼らざるを得ないのが現実です。
島で病気やケガをしているうさぎに関しては、終生飼養を前提とした保護・救出について、環境省も容認しています。 実際に、傷病うさぎたちが善意の救出者と里親のもとで治療を受け、家庭で幸せに暮らしています。
私たちにできること
うさぎに触れない・追いかけない・抱っこしない
静かに距離を保ち、うさぎたちにストレスを与えない
島の現実を広め、行政への働きかけを行う
傷ついた子を見つけたら、信頼できる団体や保護主へ連絡を
うさぎたちは観光の「道具」ではありません。 命ある動物として、尊重されるべき存在です。 あなたの行動が、うさぎたちの未来を変える力になります。
